こどもの肌トラブル 入院してみてわかったこと

子育て日記

こんにちは、けいぞーです。

例年より暖かいですが、冬が進み、乾燥が気になる時期になりました。

こどもは大人に比べて肌が弱いため、保湿などの対策が不可欠です。

そんな中、こどもの肌に異変がで始めたのは今から1年以上前のことです。

うちの子が直面した肌トラブルと歩みについて少し書こうと思います。

生後4ヶ月ごろ

顔を除く身体全体に赤い湿疹?のようなものができ始めました。

最初は、いわゆる「乳児湿疹」のようなもので一時的かなと考えていましたが、念のため皮膚科に行きました。

けいぞー
けいぞー

こどもの身体に湿疹のようなものが出ていて痒そうなんですが…

先生
先生

服を着せすぎです。あと、保湿剤とステロイドを混ぜたものを処方するので塗ってください。

ということでなるべく暑くならないように薄着をさせつつ、処方された薬を湿疹がでている箇所に塗りました。

「ステロイド」と聞くと、医療的な知識のない親御さんは敬遠すると思います。

「あまり使いたくない」「少しだけ塗って様子を見よう」そんな感情ではないでしょうか。

けいぞーも同じ感情でして、世間で広がるステロイドに対する認識やネットで調べた情報に流されていました。

これが、後に後悔することになるとは知りませんでした。

生後5ヶ月〜10ヶ月ごろ

1ヶ月に1回以上のペースで皮膚科に通い続けました。

こどもの肌は、体調によって良くなったり悪くなったりしていましたが、長期的に見ればだんだん悪くなっていました。

頭を掻きむしったり、オムツの擦れる箇所をかいたりしてしまい、出血することも多くありました。

そんな身体で保育園に行かせるのが本当に辛かったです。

いずれにしてもよくならないので、今度は小児科でアレルギー検査をすることにしました。

当時はまだ0歳で、検査できる項目は限られていましたが「卵アレルギー」であることが発覚しました。

卵は食べていなかったため、肌荒れの直接の原因ではありませんでしたが、人に比べて肌がかなり弱いこともわかり、「ああ、やっぱり」とある意味スッキリしたのを覚えています。

今後の治療に向けて、大きな病院に紹介状を書いてもらい、そこに通院することに決めました。

生後11ヶ月ごろ

いざ、紹介状を書いてもらった病院に予約の連絡をしました。

けいぞー妻
けいぞー妻

紹介状を書いてもらったので、そちらの小児科に通院したいんですが、予約できますか?

病院の受付
病院の受付

あいにく予約はいっぱいで、来月の〇〇日なら空いています。

いやー、さすが総合病院なだけあって予約がいっぱい…。

こどもにあと1ヶ月この状態で耐えてくれとは、かわいそうで思わず泣きたくになりました。

仕方ないので1ヶ月後に予約をして、通院の日をひたすら待ちました。

そんな中、手足口病にかかり、赤い発疹も連鎖して、まるでヤケドをしたような身体になってしまいました。

きっと周りの人たちも「大丈夫この子?」と思われたんだろうなーと今では思いますね。

1歳ごろ

ようやく病院の診察日を迎え、先生に診てもらうことができました。

そこでの会話がこちら。

けいぞー
けいぞー

肌荒れが半年前くらいからずっと治らなくて…。どんどん悪くなっています。

医者
医者

これはなかなかひどいですね。来週から1週間入院して、しっかり治しましょう。

けいぞー夫妻
けいぞー夫妻

にゅ、入院ですか?そんな急にはなかなか…。

職場に相談してからまた連絡します…。

こどもの肌の状態がひどかったので、すぐにでも治療したい気持ちでしたが、さすがにいきなり1週間の入院と言われるとびっくりしてしまいました。

まだ1歳というところだったので、付き添いの入院になりますし、その辺りの対応もどうするか考える時間をいただきました。

治療のおおまかな方針として、先生からこんなお話がありました。

医者
医者

治療は基本的にステロイドを塗って経過を見ていきます。

ステロイドは、怖いものと思われがちですが、容量・用法を正しく使えば素晴らしい薬です。

途中で勝手に量を減らしたり、塗る回数を減らすと、ダラダラと症状が続いてしまいます。

使い方も一緒に親御さんに勉強していただきます。

いろいろな資料も見せていただき、職場にも相談した上で、診察の10日後に入院して治療することにしました。

入院中

入院中は、看護師さんが薬や保湿剤の塗り方を教えてくれました。

それを実践し、合わせて飲み薬も飲みつつ経過を観察するという流れでした。

その際に驚いたのが、ステロイドの使用量です。

看護師
看護師

このステロイドを炎症が起きているところに塗っていきますが、この薬のチューブ(5g)のうち、1回の塗布で半分がなくなる量を塗っていきます。

けいぞー
けいぞー

ええ!そんなに塗るんですか?今までは使い方が間違っていたのか…

実際にこどもに塗っている量を間近で見学しましたが、こんなに塗らなければダメなんだと思い知らされました。

最初に皮膚科に行った段階でもっと使い方を詳細に確認しておけば、こどもにこんな辛い思いをさせなくて済んだかもしれない…と自己嫌悪に陥りましたね…。

また、病院のお風呂で身体の洗い方も教えてもらいました。

頭のてっぺんからつま先まで、がっつり洗ったので、こどもは大泣きでした。

その時に使用したボディソープはこちらです。

MIYOSHIの無添加泡で出てくるベビーせっけんです。

これはかかりつけの皮膚科の先生におしえてもらったものでもともと持っており、余計な添加物が含まれていないため、肌の弱い子にはいいもののようです。(個人差あり)

しかし、結構さっぱりするので、お風呂上がりすぐに保湿剤をつける必要があります。

その後の経過

当初、入院は1週間の予定でしたが、ステロイドで症状が劇的に改善されたため、2泊3日で退院することができました。

親としても、薬や保湿剤の塗り方の勉強、付き添い入院という貴重な体験ができて、結果的にはよかったと思っています。

何より、こどもの肌の状態が本当に良くなって涙が出るくらい嬉しかったです。

現在も月に1回は通院し、アレルギーの件と合わせて診てもらっています。

最後に

今回は、こどもの肌トラブルについて書いてみました。

肌の状態や月齢などによって薬の使い方は様々ですが、安易に世の中の情報に惑わされないことが重要であることを学びました。

我が子の場合、治療を継続しても肌が弱いことには変わりありません。

肌が弱いなりにどうやって付き合っていくのか、しっかりと専門家と話した上で今後の肌トラブルの予防に努めていきたいです。

肌トラブルを抱えるお子さんは多いと思います。

聞きたいことがありましたら、お気軽にコメントください。

それではまた。

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